マルタとゴゾ島をつなぐ新しいフェリーサービスが、正式に発表されました。スリーマ、ブジッバ、そしてゴゾのイムジャール(Mġarr)を結ぶこの新ルートは、通勤・通学、観光、週末のお出かけにも便利な移動手段として期待されています。

海を活かしたサステナブルな新ルート
このフェリー路線は、交通渋滞の多いマルタ本島にとって、海上交通という新しい選択肢を提供するものです。交通大臣クリス・ボネット氏は、マルタの海を「最大にして最も活用されていない資源」と位置づけ、環境にも優しい移動手段としてのフェリーの推進に積極的です。
新ルートでは、
スリーマ → ブジッバ → ゴゾ(ムジャール)
の順に運航される予定で、インフラ整備もすでに進行中。新桟橋の建設も着々と進んでいます。
気になる運賃は?在住者にも旅行者にも優しい価格設定
料金は、利用者の属性や利用ルートによって異なる設定になっています。現在発表されているスリーマ〜ゴゾ間の片道料金は以下のとおりです:
- 通常料金:€8.50
- Tallinjaカード保有者:€6.50
- ゴゾID保有者:€2.25(在住者向け特別料金)
- 学生:€4.50
- シニア/障がい者:€3.00
- 10歳未満の子ども:€4.00
- 3歳未満のお子様/公立病院の診察予約者:無料
このように、地元の人や通学する学生にとっても利用しやすい価格帯となっており、観光客にとっても長距離バスやレンタカーに代わる選択肢として魅力的です。
ブジッバの新桟橋がフェリー運航を支える
ブジッバでは、新たに全長37メートルの桟橋がほぼ完成。これはフェリーや漁船を波の影響から守る防波堤の役割を果たすとともに、安全な乗降設備や係留施設も整備される予定です。
この桟橋の完成により、ブジッバが正式にマルタ〜ゴゾ間のフェリー停留所として加わることが確実となりました。
フェリー人気の背景と今後の可能性
2024年には、バレッタ〜スリーマ〜コットネラ間のフェリー路線にて、Tallinjaカード保有者が44万人以上、チケット購入者が120万人以上と、海上交通の利用者が年々増加しています。
こうした背景からも、スリーマ〜ゴゾ間の新フェリーに対する期待は高く、旅行者の移動の自由度が一気に広がることが予想されます。

バスとの連携でより快適な移動を実現
政府は、フェリーの運航スケジュールと連携するバス路線の整備にも力を入れており、今後はフェリー+バスでシームレスな移動が可能になる見込みです。これにより、車を持たない旅行者や地元の高齢者・学生にも優しい交通環境が整います。
発表はもうすぐ。夏の旅がもっと快適に!
ロバート・アベラ首相も、ブジッバが高速フェリールートの正式な停留所になることを明言しており、現在は運行開始日・ダイヤなどの発表を待っている状況です。
この夏、マルタとゴゾの島旅がもっと便利で簡単になりそうです。新しいフェリーサービスの最新情報は、引き続きこのブログでお届けしていきます!

