今年もそろそろクリスマスがやってきます!街がライトに照らされ、光輝く美しい時期です。キリスト教の国であるマルタにとってクリスマスは、国をあげての一大イベントです。さまざまなイベントが開催されたり、街ごとにイルミネーションがあったりと、ただ外を歩くだけでもとっても楽しい時期になります。クリスマスの楽しみ方、どんなイベントが開催されるのかをご紹介します。
マルタのクリスマスってどんな感じ?
マルタのクリスマスは、ヨーロッパの伝統的な厳かさと、地中海の温かな空気が共存する特別な季節です。日本のように「イルミネーションやクリスマスディナーを楽しむイベント」というよりも、家族で過ごす宗教的な祝祭としての意味合いが強く、教会でのミサや家庭での食事会が中心です。街には華やかな装飾が施されますが、それは単なる演出ではなく“キリストの誕生を祝うための準備”という感覚で、人々の暮らしに深く根付いています。
日本では恋人や友人と過ごす傾向が強く、25日が平日扱いであるのに対し、マルタでは25日は祝日、街全体が静かになり多くのお店も休業します。
観光客として楽しむなら、バレッタのライトアップされた共和国通りの散策、スリーマの海沿いイルミネーション、クリスマスマーケットでホットワインやマルタの伝統菓子を味わうのがおすすめです。
2025年もバレッタでは例年より規模の大きなライトアップやマーケットが予定されており、スリーマやセントジュリアンズでもショッピングモールや海沿いに光の装飾が広がる見込みです。今年は例年より早い点灯開始や、新しい屋外ステージイベントの開催も検討されており、旅行者にとっても見どころの多いクリスマスシーズンとなりそうです。

街のクリスマス装飾&イルミネーション情報
バレッタ(Valletta)の共和国通り
マルタで最も華やかなイルミネーションが見られるのは、首都バレッタの共和国通り(Republic Street)と商業の中心リパブリック・スクエア周辺です。光のアーチ、巨大クリスマスツリー、伝統的なプレゼピオ(キリスト生誕の模型)が並び、夜になると街全体が暖かな光に包まれます。点灯は例年11月下旬〜1月初旬まで、夕方17時頃から深夜まで。
スリーマ(Sliema)&セントジュリアンズ(St. Julian’s)
海沿いのショッピングエリアでも装飾が盛んです。The Point Shopping Mall や Bay Street Complexでは、館内に巨大ツリーやゴールドの装飾が施され、クリスマスソングが流れ続けます。外のプロムナード沿いにもイルミネーションが続き、海に映るライトが幻想的です。
モスタ(Mosta)
マルタ島のやや北西に位置するモスタでは、街一番の繁華街コンスティテューションストリートがイルミネーションで華やかに飾られます。モスタには、大きなドーム型の教会Mosta Rotundaもあるので、行ったことがない方はぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか?
2025年のマルタのクリスマスイベント一覧
| イベント名 | 開催日程 | 場所 | 内容 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| Villa Rundle Illuminated Gardens | 11月29日〜1月6日 | Villa Rundle Gardens, Gozo | イルミネーション | 入場無料 |
| Christmas Market | 11月30日〜12月24日 | Villa Rundle Gardens, Gozo | 屋台・雑貨 | 入場無料 |
| The Magical Illuminated Trail | 12月5日〜1月3日 | The Magical Illuminated Trail, Triq Il-Buskett, Dingli, Malta | イルミネーション | 大人€18 子供€9.90 |
| FairyLand | 12月5日〜1月4日 | VGW5+783, Vjal Nelson, Il-Belt Valletta. | アトラクション、屋台、雑貨 | 入場無料 |
| Woodland Christmas Market | 12月6日〜12月14日 | Oak Tree Circle, Attard, Malta | 雑貨 | 入場無料 |
| Christmas In The Square | 12月6日〜12月7日 | Sannat Square, Triq Sannat, Sannat, Gozo | 音楽、パレード | 入場無料 |
| Xagħra Christmas Market | 12月7日 | Triq San Ġorġ Preca, Triq Dun Ġorġ Preca, Xagħra, Gozo | 音楽パフォーマンス、雑貨 | 入場無料 |
| The Christmas Spectacle | 12月8日〜1月4日 | Pjazza San Pawl,Triq It – Trunciera, San Pawl il-Baħar | イルミネーション | 入場無料 |
| Betlehem f’Santa Venera | 12月19日〜12月21日 | Romeo Romano garden and Casa Leoni, Santa Venera | 生誕劇、屋台、雑貨 | 入場無料 |
| Christmas Parade | 12月20日 | Republic Street, Republic Street, Victoria, Gozo | パレード | 観覧無料 |
マルタのクリスマス期間中のバスの運行情報
マルタではクリスマス当日と元旦のバスの運行スケジュールが通常と異なるため、事前確認が重要です。この2日間(12月25日・1月1日)は 日曜ダイヤでの運行 となり、12:00〜15:00 の間は一時的に運休 します。また、すべての路線の最終便は21:00までに運行を終了 します。クリスマス当日と元旦以外は、通常通り運行されます。
イベント終わりの時間は、特に混雑が予想され、Uberなどの配車サービスも価格が高騰します。混雑を避けたい方は、早めに帰宅することを推奨します。

クリスマス限定の食べ物
マルタのクリスマスは、家庭料理もスイーツもボリュームたっぷり。甘さと香りが特徴の伝統菓子は、この時期だけのお楽しみです。
ハニーリング(Qagħaq tal-għasel/Honey Rings)
マルタのクリスマスを代表するお菓子。黒蜜のようなフィリングが入ったリング状のパイで、スパイスの香りが強く、コーヒーやホットワインと相性抜群です。元々はクリスマスシーズンの伝統的なお菓子でしたが、現在では年間を通して菓子店で見かけることができます。

ミンスパイ(Mince Pies)
イギリスの影響が色濃く残るマルタでは、ミンスパイはクリスマスの定番。レーズンやスパイスがぎっしり詰まった小さなパイで、家庭やカフェでよく振る舞われます。
パネトーネ風ケーキ
イタリアに近いため、パネトーネやパンドーロがスーパーに並びます。家族の集まりでは定番のデザートで、食後にホットドリンクと一緒に楽しまれます。

マルタの冬の防寒と服装
マルタの冬は日本と比べると“気温だけを見ると穏やか”ですが、強い海風があり、体感温度は想像以上に低く感じられます。
気温・体感温度
- 昼:15〜18℃
- 朝晩:10℃前後
- 海風が強い日:体感8℃前後まで下がることも
石造りの建物が多く、室内が冷えやすい点も旅行者が驚くポイントです。
服装の目安
- 長袖+ニット+薄めのダウンジャケットが安心
- マフラーは必須レベル(夜は特に風が冷たい)
- 風が苦手な人はウィンドブレーカーもおすすめ
日本の11月下旬〜12月上旬と同じくらいの服装をイメージすると快適に過ごせます。
雨対策
- 12月は雨が多く、突然のスコールもあるため折りたたみ傘が便利
- クリスマス週は観光地・バスが混雑しやすい
まとめ
マルタのクリスマスは、街が光り輝き、イベントが盛りだくさんです、ぜひ日本とは少し違ったマルタのクリスマスを楽しんでください。室内も屋外も冷えるので、防寒対策は十分にしてくださいね。

