マルタ島ワーホリで働く

2026年から日本とマルタのワーキングホリデー協定がスタートし、ヨーロッパの小さな島国・マルタでの新しい海外生活の扉が開かれました。この記事では、マルタ島でのワーキングホリデーがおすすめな理由をご紹介します。今後のワーキングホリデー先を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

マルタでワーキングホリデーとは?

2026年1月1日から、日本とマルタ共和国の間でワーキングホリデー制度が開始される予定です。この制度は、18歳から30歳までの若者が、最大1年間マルタに滞在しながら、観光・就労・語学学習を自由に組み合わせて体験できる制度です。

マルタは、英語が公用語でありながら、地中海に浮かぶリゾートのような環境が魅力。これまで英語圏のワーホリといえばオーストラリアやカナダが主流でしたが、ヨーロッパで英語を学びながら働ける国として、マルタは新たな注目を集めています。

就労制限などは今後発表される予定ですが、他国のワーホリ制度と同様に、語学学校に通いながらカフェやホテルでアルバイトをする、観光を楽しみながら英語力を伸ばすなど、自分の目的に合わせて柔軟な生活スタイルが実現できるのが魅力です。

「ヨーロッパでの生活を体験したい」「英語環境に身を置いてスキルを伸ばしたい」という方にとって、マルタのワーホリ制度は、これからの選択肢として非常に魅力的です。

マルタワーホリをおすすめする5つの理由

マルタでのワーホリ生活には、他の国にはない魅力が詰まっています。ここでは、マルタで就業経験のある筆者が、マルタでワーホリをおすすめする5つの理由をご紹介します。

英語圏だから語学力が伸びやすい

マルタは公用語が英語。英語を使って働いたり、日常生活を送ったりすることで、実践的な語学力が自然と身につきます。語学学校も充実しており、マルタ留学とワーホリを組み合わせることも可能です。

EU圏内なのに物価が比較的安い

ヨーロッパの中でも、マルタは比較的物価が安く、家賃や外食費も抑えやすい国です。特にワーホリ中は節約しながら生活することが重要なので、費用面での負担が軽いのは大きなメリット。ワーキングホリデー中の費用が不安な方にとっても安心材料となるでしょう。

リゾート地での生活

海が近く、リゾート感のある生活ができる

マルタは小さな島国で、どこに住んでいても海がすぐそば。放課後や仕事終わりに海辺でリラックスすることも可能です。リゾート気分を味わいながら、生活と仕事の両方を楽しめるのはマルタならでは。観光・学習・就労を同時に叶えるライフスタイルが実現できます。

ヨーロッパ旅行を安価で楽しめる

マルタは地理的にヨーロッパ各国へのアクセスが良く、LCC(格安航空会社)を利用すれば、週末旅行感覚で他国を訪れることも可能です。さらに、マルタ自体がEU加盟国のためビザの手続きもシンプルで、シェンゲン協定内の国へスムーズに渡航できるのも大きなメリット。マルタを拠点に、ヨーロッパ中を旅してみたいという方にはぴったりの環境です。

多国籍な出会いと文化交流がある

マルタは小さな島ながら、ヨーロッパ各地やアジア、南米など世界中からの留学生や観光客が集まります。日常的に多国籍な人々と出会い、交流することで、視野が広がり異文化理解も深まります。英語だけでなく、グローバルな人間関係や経験が得られるのは、マルタワーホリの大きな魅力の一つです。

マルタと他のヨーロッパワーホリ国の比較

ヨーロッパでワーキングホリデーが可能な国は、イギリス、ドイツ、フランスなど複数ありますが、マルタならではの魅力は“気軽さ”と“学びやすさ”にあります。

まず、英語圏であるイギリスと比べると、マルタは物価や滞在費が比較的安く、気候も温暖で暮らしやすいのが特長です。イギリスは競争率の高い仕事が多く、英語力や経験が求められる傾向にありますが、マルタでは観光業を中心にワーホリ初心者でも始めやすい仕事が多くあります。

ドイツやフランスは英語が通じにくい場面も多く、英語をしっかり学びたい人にとってはマルタの方が安心。また、外国人もウェルカムな温かい雰囲気があるため、海外生活の第一歩にぴったりです。

ヨーロッパで英語を使いながら、無理なくワーホリ生活を始めたい人にはマルタが理想的な国だと言えるでしょう。

ヨーロッパでワーキングホリデー

マルタワーホリに向いている人の特徴

マルタのワーキングホリデーは、その独特な環境から特に以下のような人におすすめです。

ヨーロッパの英語圏でワーホリをしたい方

ヨーロッパでワーキングホリデー制度が利用できる国は複数ありますが、英語が公用語の国はごくわずかです。イギリスはビザの発給数が限られており、競争率も高め。その他の多くの国では、現地の言語(ドイツ語、フランス語、スペイン語など)が主に使用されています。

その中で、マルタは数少ない「英語が公用語」のヨーロッパの国。街中でも学校でも職場でも英語が使われており、日常的に英語環境に身を置けるのが大きな魅力です。「ヨーロッパで生活してみたい」「でも英語力も伸ばしたい」という方にとって、マルタは理想的なワーホリ先といえるでしょう。

リゾート地で働きたい人

マルタは地中海に浮かぶ美しい島国で、リゾート感あふれる観光地が数多くあります。バレッタの歴史的な街並みや美しいビーチ、ゴゾ島コミノ島への日帰り旅行など、仕事の合間に観光も楽しめる環境が整っています。都会よりもリゾート地でのんびりと勉強や就労をしたい方にとっては、天国のような環境でしょう。

初めての海外生活に挑戦したい人

マルタは治安が良く、人々もフレンドリーで、日本人にとっても住みやすい国の一つです。小さな国なので移動もしやすく、生活に必要な情報も比較的簡単に手に入ります。ヨーロッパの中では比較的ハードルが低く、海外生活が初めてという人でも安心してスタートを切れる環境が整っています。

貯金よりも経験を大事にしたい人

マルタのワーキングホリデーは、高収入を目指すよりも、異文化体験や語学習得、ヨーロッパ旅行など「経験」に価値を感じる人におすすめです。

オーストラリアやカナダのように時給が高く、短期間で多くの貯金ができる国と比べると、マルタでは生活費と収入がほぼトントンという場合もあります。そのため、「お金を貯めたい」よりも「マルタの穏やかな雰囲気や歴史ある街並みに癒されたい」「ヨーロッパ各国を旅しながら働きたい」という価値観を持つ人にぴったりの環境です。

マルタの生活費・家賃相場

マルタは他のヨーロッパ諸国と比べると比較的物価が安いとされていますが、近年は物価上昇の影響を受けており、特に家賃には注意が必要です。

シェアハウスの場合、1人あたり月400〜600ユーロ(約69,218円〜103,827円)が相場で、立地や部屋のタイプによって異なります。首都バレッタやセントジュリアンなど人気エリアはやや高めですが、やや郊外を選べばもう少し抑えられる傾向です。

食費は自炊中心であれば月150〜250ユーロ(約25,956円〜43,261円)ほどで済むことも多く、外食は1回10〜20ユーロ(約1,730円〜3,460円)が目安です。交通費は、登録制のTalinja cardを作成し、バスを利用すると無料です(一部のバスで例外あり)。詳しくは、マルタのバスの乗り方をご覧ください。

全体として、マルタでの生活費は月800〜1,200ユーロ(約133,436円〜207,654円)程度を目安にすると良いでしょう。

マルタワーキングホリデーでの生活費

アルバイトで得られる収入目安は?

マルタのアルバイト最低賃金は、2025年時点で時給5.54ユーロ(約960円)前後です。ただし、業種やスキル、英語力によっては時給6〜8ユーロ(約1,038円〜1,384円)以上を得ることも可能です。

特に、観光業や飲食店、語学学校の受付、ホテルのハウスキーピングなどがワーホリ中に人気のある職種です。英語での接客が基本となるため、ある程度の語学力は必要です。

例えば、週20時間の勤務で月440〜600ユーロ(約75,823円〜103,827円)程度の収入が見込めるため、生活費の一部を補うことが可能です。フルタイムで働ける状況になれば、月1,000ユーロ(約172,214円)以上の収入を得ることも現実的です。

まとめ

マルタでワーキングホリデーをするメリットをご紹介しました。公用語が英語なので、英語力の向上はもちろん、リゾート地ならではの雰囲気、そして手軽なヨーロッパ旅行をいつでも楽しめることができます。初めての海外生活に挑戦したい方、お金を稼ぐことよりも経験を大事にしたい方にとってマルタは最高なワーキングホリデー先と言えるでしょう。マルタで就労してみたい方は、ぜひマルタワーキングホリデーに挑戦してみてください。