浴水指令によると、セントジョージズ湾は大腸菌や腸球菌などの微生物汚染により、水質が悪化しており、海水浴客の健康にリスクをもたらす可能性があるとしています。公衆衛生監理局傘下の環境衛生局は、セントジョージズ湾での遊泳を推奨しない旨の通知を発表しました。
セントジョージズ湾で再び大腸菌汚染!遊泳禁止は当分継続
マルタのセントジョージズ湾で、大腸菌による水質汚染が再び発生し、遊泳禁止が継続されています。
公衆衛生監理局傘下の環境衛生局は、2024年5月24日に緊急の注意喚起を行い、水質検査で大腸菌や腸球菌などの微生物汚染が検出されたことを明らかにしました。
この汚染は、海水浴客の健康に重大なリスクをもたらす可能性があるため、当面の間、セントジョージズ湾での遊泳は控えるよう呼びかけています。
環境衛生官による汚染源の特定に向けた調査が現在進行中ですが、汚染がいつまで続くのか、またいつになったら再び安全に遊泳できるようになるのかは現時点では不明です。
環境衛生局は、安全確保のため、情報更新に注意を払い、汚染された水域での遊泳は避けてくださいと呼びかけています。
今回の汚染は、マルタのビーチで初めて発生したわけではありません。特に、セントジョージズ湾は過去にも何度か水質汚染が発生しており、海水浴客にとって注意が必要な場所となっています。
マルタへ旅行される方は、最新情報に注意し、安全に海水浴を楽しめるよう、遊泳禁止区域には立ち入らないようお願いします。
水質汚染の原因は何なのか?
水道公社は、下水道網の近代化に向けた投資を進めていますが、抜本的な解決には至っていないようです。公社は、第三者による不適切な行為が汚染の原因であると指摘しており、再発防止に向けた対策を強化するとしています。
主な原因として考えられるもの:
- 第三者の活動による配管の詰まり
- 本来使用するべきでない水路への不適切な廃棄物投棄
- 下水道処理施設の能力不足
- 人口増加と観光客増加による負荷増
水道公社は、これらの原因に対処するため、第三者との連携を強化し、下水道処理施設の能力向上に向けた取り組みを進めていくとしています。
安全のため、最新情報に注意し、汚染された水域での遊泳は避けてください。遊泳禁止区域は拡大しており、地元当局の指示に従ってください。
汚染の影響で、観光客への影響も懸念されています。マルタ政府は、観光客に対して安全対策を呼びかけるとともに、汚染の早期解決に向けた取り組みを加速させています。
今後の情報については、地元当局の発表にご注目ください。
Source: Loving Malta Avoid St George’s Bay: E.Coli Contamination Prompts New Warning To Bathers
Loving Malta Here’s Why Balluta And St George’s Bay Are Contaminated With E. Coli
malta today St George’s Bay contaminated by E.Coli yet again