マルタのゴミ収集の改定

ゴミの分別(ビン、有機ゴミ、ペットボトル)

2024年1月2日よりマルタのごみの収集は、全国標準化され、島全体でリサイクルごみは木曜日のみ収集される予定です。

マルタのゴミ収集の改定点

2024年1月2日よりマルタのゴミの収集が改定されます。今回の改定では、ゴミの収集を全国標準化することを目的とし、島全体で再利用可能な資材は木曜日のみ収集される予定です。現在、灰色または緑色(リサイクル)および黒色(混合)のゴミが収集される日は、地域によって異なります。有機ゴミの収集日は既に全国的に標準化されています。 国家的なスケジュールがあれば、異なるゴミの収集日がマルタとゴゾ全体で同じになり、効率的にリサイクルできるようになります。

1月2日より施行:

月曜日:有機(白い袋)
火曜日:混合(黒い袋)
水曜日:有機
木曜日:再利用可能(緑/灰色の袋)
金曜日:有機
土曜日:混合
ガラスは毎月第1および第3金曜日に収集されます。汚れているガラスは中を水ですすぎ、段ボールまたは紙袋に入れて出します。

マルタ ゴミ収集表

詳しいゴミの仕分け方や各地域の収集時間はEnvironment&Resources Authoritiesのサイトを参考にしてみてください。

マルタのごみ収集の変遷

マルタでは、収集に年々変化があり、正しいゴミの出し方や分別に努めています。実はマルタでは、2018年まで厳しいゴミ出しの仕分けはありませんでした。2018年より、リサイクル可能ごみと有機ゴミの分別が始まり、それに従いゴミの袋もゴミごとに分けられました。袋はスーパーで販売されています。

2022年には、Beverage Container Refund Scheme(BCRS)が始まりました。特定の缶、びん、ペットボトルを購入する際に、リサイクル費用として€0.1が会計時に加算されます。そして、使用済みの缶、びん、ペットボトルを国内にいくつかある回収機械に返却すると一つにつき€0.1分のバウチャーが返却されるというものです。BCRSは開始された年に2億4,000万以上の飲料容器を収集し、非凡な業績を残しました。消費者は、わざわざリサイクル品を回収場所まで持っていくという手間がありますが、廃棄物の最小化とリサイクルの文化を助長する契機となりました。

2023年4月14日からは、ゴミの分別が義務化され、従わない場合最大€150の罰金が科せられるようになりました。マルタは年々環境に対する配慮のためごみの収集制度を改定しています。マルタの素晴らしい自然環境を保護するために、マルタ留学中の方、お住まいの方はごみの仕分けに注意しましょう。

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