マルタとカタールを結ぶ直行便が、2025年7月から再開されることが発表されました。カタール航空による週4便の運航は、両国の経済・観光・文化交流をさらに活性化させる重要な一歩となることが期待されています。
カタールとマルタの直行便
マルタとカタールを結ぶ直行便が、2025年7月から再開されることが発表されました。この重要なニュースは、マルタのイアン・ボルジ副首相兼外務・観光大臣が、カタール・ドーハを訪問中に明らかにしたものです。ボルジ副首相は、カタール航空が週4便を運航し、両国間の移動がさらに便利になることを強調しました。この直行便の再開は、観光やビジネスの交流を活発化させ、両国の経済や文化の架け橋として重要な役割を果たすことが期待されています。
カタール航空のフライト概要
カタール航空は、7月からマルタとカタールを結ぶ直行便を週4便運航します。使用機材は快適性と効率性を兼ね備えたエアバスA320です。
フライトスケジュール
- 水曜日・金曜日
ドーハ発マルタ行: 午前2時05分発 – 午前6時45分着
マルタ発ドーハ行: 午前10時15分発 – 午後4時20分着 - 月曜日・土曜日
ドーハ発マルタ行: 午前8時45分発 – 午後1時25分着
マルタ発ドーハ行: 午後5時05分発 – 午後11時10分着
カタール航空のハブであるハマド国際空港は、5大陸197の目的地と接続しており、日本では羽田、成田、関西空港の3つに就航しています。日本からマルタへ行く際の航空会社のチョイスが増え、さらにマルタへ行きやすくなりますね。日本からマルタへの行き方は以下の記事で紹介しています。ぜひそちらもチェックしてください。
経済と観光への期待
直行便の再開は、マルタとカタールの経済、観光、文化交流を一層促進する重要なステップです。イアン・ボルジ副首相は、「この直行便は、両国の経済を強化し、観光業の発展に貢献するとともに、文化的なつながりを深めることができる」とコメントしています。また、カタール航空が提供する便利なアクセスにより、オーストラリアをはじめとする新興市場への接続性が向上し、マルタの観光業にも大きな影響を与えると期待されています。
この直行便の再開は、マルタとカタールの強固な外交関係を象徴するものでもあります。両国は、2025年に外交関係樹立50周年を迎えるにあたり、金融、観光、エネルギー分野でのさらなる協力を模索しています。ボルジ副首相は、カタールとの関係強化に向けて、新たな投資や戦略的なパートナーシップの機会を広げる重要な契機になると強調しています。