マルタ留学【メリット・デメリット11選】

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みなさんはマルタについて知っていますか？マルタは地中海に浮かぶ小さなリゾート地です。マルタ人の間ではマルタ語が話されますが、英語も公用語としている国です。ヨーロッパの英語圏として語学留学に人気があります。マルタ留学に興味がある皆さん、せっかく留学をするのなら事前に情報を調べて悔いのないようにしたいですよね。この記事ではマルタ留学メリット・デメリットについて、11選紹介します。マルタからのリアルな声、マルタがどんな国か、マルタ留学は意味があるのか、ぜひ参考にしてみてください。

マルタ留学メリット

マルタ留学は費用が安い

英語の語学留学と言うと、王道の行き先はアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアなどの英語圏ではないでしょうか。自由な国アメリカ、自然が豊かなカナダやオーストラリア、ブリティッシュアクセントがかっこいいイギリス。どこも魅力的ですよね。しかし、気になるのが、留学費用！マルタの語学学校は、これらの国々に比べると安く、しかも少人数で授業を受けることができます。

国	4週間	12週間
アメリカ	約20万	約57万
カナダ	約14万	約37万
イギリス	約15万	約45万
オーストラリア	約11万	約35万
マルタ	約9万	約25万

留学中は、滞在費、食費、交際費などお金がかかることが多いです。そこで、語学学校の費用を少しでも安く抑えたいと思っているなら、マルタ留学がおすすめです！マルタの生活費について詳しく知りたい方は、マルタの物価・生活費の記事も合わせてご覧ください。

マルタの治安が良い

マルタは日本と同じくらい治安が良い国の一つです！

どのくらい治安が良いかと言うと、

• 夜道が怖くない
• スリをあまり気にしなくて良い
• ガラが悪い地域がない

安全で安心できる留学場所をお探しなら、マルタは最適な場所です。マルタの犯罪率は諸外国に比べると低いので、盗難や身の安全を心配しすぎる必要があまりありません。昼でも夜でも、マルタは安全で安心な場所です。女性が夜道一人で出歩いても身の危険を感じることは少ないです。また、スリや治安の悪い地域の心配もありません。マルタは他のヨーロッパ諸国に比べて人口が少ないため、混雑していることもないからです。しかし、安全とはいえ全くスリや犯罪に合わないわけではないので油断し過ぎないことが大事です。

ヨーロッパ旅行が気軽にできる

マルタの都市は全て行き、マルタでは遊び尽くしたなー。どこか他の国に旅行に行きたい！と思ったらマルタ留学中に簡単にヨーロッパ旅行に行けてしまうのがマルタの良いところ。

飛行機で片道の時間

イタリア	約1時間〜2時間
フランス	約3時間
スペイン	約2時間〜3時間
イギリス	約3時間〜4時間

飛行機やフェリーですぐ海外旅行ができてしまいます。数時間程度なら、ふらっと週末に旅行に行って帰ってくことも可能です。また、格安航空会社を使い、繁忙期を避ければ破格の安さでチケットを買うことができます。私が冬にマルタ島からスペインに旅行に行った際は、往復1万円以内でした。時間と安さどちらもとっても魅力的です。せっかくヨーロッパに来たのなら、マルタだけでなく他国も旅行しヨーロッパ内での文化の違いなどを体験することをおすすめします。

息を飲む美しさの海

マルタの海は本当に透き通っていたり、きれいな色をしています。透明度の高さのあまり、海に船が浮いていると、空中に浮かんでいるように見えます。おすすめは、マルタ島の南に位置するブルーグロット（青の洞窟）や、Meliehaのガディラベイ、コミノ島のブルーラグーンです。どこも感動的な美しさを誇っています。息が詰まったら気晴らしに海を眺めたり、ビーチを散歩、ジョギングすることはいかがでしょうか。マルタに来たら、ぜひきれいな海で癒されてください。

街並みや建物が美しい

マルタと言うとクリーム色の建物が並ぶ姿が印象的です。首都のバレッタは、街全体が世界遺産に登録されています。街中を歩いていると、クリーム色の建物にカラフルなドアや窓が立ち並ぶ姿にうっとりするかと思います。まるで美術館の中を歩いているようです。写真を撮るのもとても楽しいです。また季節や時間によって異なる姿を見せます。クリスマスの時期は、街がイルミネーションで飾られていて幻想的な雰囲気があります。マルタでは道を歩いているだけでも、新たな発見をたくさん見つけらそうです。

マルタ留学デメリット

英語に訛りがある

マルタは、英語に訛りや独特のアクセントがあります。実は、これが結構きついです。日本で義務教育を受けて英語を勉強してきた方なら、アメリカ英語に慣れている方が多いと思います。そんな方にとっては、初めて聞くマルタの訛りに衝撃を受けてしてしまうかもしれません。しかし、しばらく聞いていると慣れてきたと実感するでしょう。この英語の癖のためにマルタ留学は意味がないと考える方もいるでしょうが、世界ではいろんな英語が話されているのでその一部に触れる良い機会となるでしょう。

常に風が吹いていて寒く感じる

マルタでは、常に風が吹いています。特に冬になると強風です。マルタは、島国で周りを海に囲まれています。山や高層ビルなどの高い建物がなく、風を遮るものがないためマルタ島全体で風が吹き荒れます。時には、台風のような強い風も吹きます。マルタの天気や気候は普段は良いですが、冬はこの風のため、気温は17度程あっても体感温度がかなり低く感じます。洋服を選ぶポイントとしては、寒さ対策にプラスで風を通さないような素材を選ぶと良いです。

物価が高い

マルタは、日本よりも物価が比較的高めです。理由の一つに、大抵の物が他国、特に隣国のイタリアから輸入されるからです。マルタは東京23区の半分程度の大きさしかなく、国内で生産できる物が限られています。日本と比べて高いと感じた物を紹介します。

• トイレットペーパー
• 外食費用
• 細々としたもの

トイレットパーパー

トイレットペーパーは、24個入りで6〜7ユーロ（約800〜950円）前後です。日本で24個トイレットペーパーを買おうとすると、500円以内で買えるのではないでしょうか。トイレットペーパーは、日常で使うものなので高いとお財布に大ダメージです。

外食費用

マルタで外食すると、日本よりも高く感じます。以下はマルタのレストランで食べられるメニューと価格です。

• パスタ10〜15ユーロ（約1400〜2100円）
• ピザ一枚8〜13ユーロ（約1100〜1800円）
• マクドナルドのセット8〜10ユーロ（約1100〜1400円）

日本では、お手軽な値段で定食が食べられたりするのでマルタの外食の値段を見る高いなと感じるでしょう。しかし、一つからくりがあります。それは、提供される料理の量がとにかく多いことです。マルタはたくさん食べる人が多いらしいのです。しかし、食べきれなかった場合、持ち帰ることができるので、店員さんに聞いてみましょう！持ち帰ったご飯を、後で食べることもよくあります。

細々としたもの

文房具や、スリッパ、タッパーなどを日本で買う場合、100円ショップで買うことができます。しかし、残念ながらマルタに100円ショップはありません。日本だと100円で買える物が、３ユーロ程（約400円）出さないと買えないのでその時はなんだかお金を無駄にしたような気分になります。

マルタの水問題

マルタの水に関することで問題が2つあります。1つ目は、水使用の制限です。マルタでは、シャワー室にタンクがあります。そこから水を使うので、タンクの水がなくなってしまうと出なくなります。ルームシェアやホームステイで、何人かで住んでいる場合は注意が必要です。他の人がシャワーを使ったあとすぐにシャワーをすると、お湯が出なくなったり、水圧が弱くなったり、断水してしまったりすることがあります。家によりますが、シャワーをするタイミングや、なるべく水を使いすぎないようにする努力が必要です。

2つ目は、水が硬水であることです。日本の水は、軟水なので、口当たりがまろやかです。しかしマルタは硬水なので、水道水をそのまま飲むと、しょっぱさを感じたり、まずいと思うかもしれません。水道水を飲む場合は、沸騰すると多少飲みやすくなります。または、スーパーでペットボトルの水を買うことをおすすめします。シャワーももちろん硬水なので、硬水で髪を洗うと髪の毛がパサパサ、ギシギシになります。頭皮の油分のバランスが崩れてフケに悩まされることもあります。フケ専用のシャンプーやヘアオイルを準備すると良いです。

遊ぶところがない

マルタ生活が長くなってきたり、マルタの都市、観光地を全て周ると遊ぶところがない！と思ってくるかもしれません。マルタは、東京23区の半分程の大きさの国なのでとにかく小さいです。1ヶ月あれば、観光地を全てを網羅することは可能です。また、娯楽施設も日本のように多様ではないです。カラオケや、ゲームセンター、漫画喫茶、遊園地はありません。ウォーターパーク、動物園、水族館はありますが、規模が小さく1時間あれば周れてしまいます。そのため、マルタの慣れてくるとマルタ留学はつまらないと思ってしまうでしょう。とはいえ、夏はビーチやイベント、マリンスポーツを楽しめるので夏のマルタ留学は最高です！

留学生活がつまらなくなってしまいそうと不安な方は、アクティビティが多い語学学校を選ぶと充実した留学生活を送れるでしょう。Sprachcaffe Maltaという語学学校では、日替わりでアクティビティが行われます。気になる方は、Sprachcaffe Maltaの記事をご覧ください！留学のご相談も承っています。

日本人比率が高い

大学の長期休みの時期になると語学学校の日本人比率が高まります。日本からは遠く離れたマルタですが、英語を勉強している日本人にとってマルタ留学は認知度が高いです。英語を勉強しにきているのだから、日本人だけで遊んだり話してしまうことは避けたいですよね。そのため、日本人比率が低い語学学校や、時期を選ぶことが大切です。しかし、やはり夏休みや春休みの長期休みの時期になるとどうしても日本人比率が高まってしまうことがあるので、全く日本人がいない環境で勉強したい方にとっては大きなデメリットとなるでしょう。

マルタ語学留学に向いている人とは？

マルタ留学のメリット・デメリットを紹介しましたが、マルタ留学に向いている人はどんな人でしょうか。留学が気になるけど、向いているか不安という方は以下をご覧ください。

語学学校の費用をなるべく抑えたい

留学には行きたいけど、お金が心配という方はマルタ留学に向いています。マルタの語学学校は、アメリカやイギリスなどと比べると比較的安価です。そして少人数での授業を提供しているところがほとんどです。安価で少人数の授業を受けて、英語力を伸ばしたい方はマルタ留学を検討してしてはいかがでしょうか？

短期間での留学

デメリットでも触れたようにマルタは小さい国なので、短期間で全てを周ることができてしまいます。長期での留学なら、飽きてしまうでしょう。そこで、おすすめは短期留学で来て観光も含めることです。午前中は、語学学校で英語を学びながら、午後はマルタ観光すると、英語も学べて観光もできて一石二鳥です。

ヨーロッパ旅行をしたい

マルタから他のヨーロッパ諸国への旅行はとても行きやすいです。時間もかからず、格安航空会社を使えばお手頃な価格でマルタから海外旅行ができます。留学中に色々なところへ旅行したいという方はマルタで英語を学びながら、週末はフラッと海外旅行へ出かけると良いでしょう。

マルタ留学に失敗しないために

マルタ留学のメリット・デメリットは理解し、マルタ留学をしてみたい！でも失敗はしたくない！そんなみなさんにマルタ留学で失敗しない方法を紹介します。

夏の間に留学する

マルタは夏の観光が盛んな国です。夏は海での海水浴、プール、イベント、アクティビティ、ボートツアーやボートパーティーなど外で楽しむアクティビティやイベントがたくさんあります。一方で冬になると、これらが楽しめないうえに室内のアクティビティやショッピングモールが充実していないので、マルタはつまらないと思われがちです。マルタ留学をつまらないものにしたくないのなら夏の留学をおすすめします。夏のマルタ留学の魅力は、マルタ留学は夏がおすすめの理由に詳しく記載しています。

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留学の目的を明確にする

マルタ留学に限ったことではなく、ただ闇雲に留学するだけでは何も得られません。なぜマルタに留学をするのか、マルタ留学で学たいことは何なのかをまず明確にしましょう。そして留学中は、たまに羽目を外しながらも目標を忘れずに行動をしましょう。そうすることで、留学が終わった後に留学が充実してたと思えるでしょう。マルタ留学を成功させたいみなさんはまず留学の目標をしっかりと設定してみましょう。

日本との違いや文化の違いを理解する

当たり前ですが、マルタと日本では文化の違いや環境の違いがたくさんあります。日本での生活のように、便利ではなく、困ることもたくさんあるでしょう。マルタではそんな日本との違いを理解する、楽しむことで学びになります。むしろ日本の良さに気づいたり、マルタのここが好きという点も出てくるでしょう。ただ文句を言うだけでは、マルタ留学はつまらないの一言で終わってしまうので、生活の中からいろいろな発見をしてマルタ留学を成功させましょう！

結果マルタ留学は意味がないのか？

マルタ留学は低コストで安全な留学環境を求める方にとって、理想的な留学先と言えます。ヨーロッパ諸国に簡単に行けるため、留学中にマルタ以外の国に安く行きたい方にもおすすめです。さらに、マルタの息を呑むほど美しい海や、豊富な美しい街並みや建物は、勉強に疲れたあなたのリフレッシュになります。一方でデメリットは、英語の癖があること、常に風が吹いて寒く感じられること、物価が高いこと、外食費用が高いこと、水問題があること、遊ぶところがないことが挙げられます。マルタ留学は意味がないと考えられるデメリットはありますが、マルタ留学があなたに向いているかどうかはあなた次第です。メリットとデメリットを比べてマルタ留学を検討してみてください。